だから、売り払おうと思って鑑定してもらったら、面白いことに気がついたのよ。
一つ一つの宝石に値段をつけてあるんだけど、この輪を3か所切ると、それぞれの合計した値段が同じになる3つのつながりができるってわけ。
さあ、どこで切るかわかる?
いきなり、ひとつずつ合計をはじめても難しいだろう。
手順が大切。
まずは全部の宝石の値段を合計してみよう。
全部の宝石の値段を合計できただろうか?
7800になるはずだ。
これを3分割するのだから、それぞれの組は2600だ。
1000をこえる3つの宝石はそれぞれ別の組になる。
さらに、それぞれの組の端にあたっているのだ。
さあ、後は、どちら向きに合計するかを考えるだけだ。
900と1200の間、800と1100の間、600と1000の間。
計3箇所切ろう。